シャトル種牡馬
南半球にあるオセアニアは、北半球にある日本と季節が逆。なので、種付けシーズンも半年ずれる。それを利用して、夏から冬の間、日本の種牡馬をオセアニアに移動させて種付けを行うのがシャトル種牡馬だ。
数年前からシャトル種牡馬としてオーストラリアで種付けをしていたモーリス。その初年度産駒のヒトツという馬がG1を勝ったので、人気が出て、2021年は150頭ほどの種付けをしたようだ。
ヒトツは4月2日に直線狭くなりながらも差し返す強いレースでオーストラリアンダービーを快勝、4月9日にはこれまたモーリス産駒のマズという馬も重賞勝ち。モーリスの評価はなお上がりそうで、今年もシャトルがあるかもしれない。
2021年は、アドマイヤマーズとサトノアラジンもシャトル種牡馬としてオセアニアにわたっている。
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G13連勝と快進撃中のモーリス産駒ヒトツの次走予定はコックスプレート(10月22日、ムーニーバレー)。そのあとはなんとジャパンカップ(11月27日、東京)にくるかも!
シャトル種牡馬から生まれた代表産駒の1頭がサンクラシークでしょうか。